ガンダムエースで連載していたMSV-Rの書籍化「MSV-R ジオン編」です。
連載していたときのMSV-Rには載っていなかった機体も収録されています。
新規機体・MS-14BR ゲルググ高機動型 R型(エメ・ディプロム中尉機)
パープルと黒を基調で、キマイラ隊唯一の女性パイロットの乗機。戦後連邦軍に接収され、各種の性能テストが行われる。
カラーリングはもう一機の14BRであるジーメンス(ア・バオア・クー戦)機に似ている。機体番号は022。
・MS-14BR ゲルググ高機動型 R型(デビッド・チェイスマン少佐機)
機体を赤、左半身に白と黒のインベーションストライプを施した機体。ジョニー・ライデンカラーにジャコビアス(ア・バオア・クー戦)機同様のストライプを足したカラー。
チェイスマンは、過去にMS-06ザクIIとMS-09Rリック・ドムを乗機としているが、赤をパーソナルカラーにしたことはなく、手違いによるものかもしれないが、詳細は不明。 機体番号は001。
・MSM-07N ラムズゴック(プロンジュール隊機)
北ヨーロッパ方面を作戦海域とした水陸両用MS部隊プロンジュールは、部隊カラーのライトブルーにホワイトラインを配したラムズゴックを使用。同隊はMSM-07ズゴックとの混成部隊。
・MSM-06 ジュリック(南米戦線仕様)
ザクIIのようなライトグリーンカラー。生産数は2機、5機説の2つがある。終戦後連邦軍に捕獲。
・EMS-05F アゾック/EMS-05F アゾック(対MS地雷掘削機)
EMS-05アッグのバリエーション。支援MSとして両碗に多様な武装を収めたウエポン・ポッドが標準装備。戦闘車両や地上施設など固定目標に威力を発揮。ゾッグのように前後対象。戦後連邦軍が接収。
対MS地雷掘削機は、腕部を鋭利な爪3本とドーサー2基が付いた地雷掘削装置と呼ばれるものを装備。

・FA-78[G] フルアーマーガンダム陸戦タイプ(タイプ2)
緑色迷彩ではなく、白をベースとした寒冷地迷彩。
・RGC-80 プロトタイプジム・キャノン(タイプ2)
腕部と脚部にRX-77ガンキャノンの一部装甲を流用。バックパックもガンキャノンに近いものとなっている。砲身の固定位置の変更でキャノン基部はジム・キャノンと似ている。
変更(追加)された設定・MS-14C-1A ゲルググキャノン(キマイラ艦隊所属 ア・バオア・クー戦仕様)
→MS-14C-1A ゲルググキャノン
(ジャコビアス・ノード大尉機)漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』ではジャコビアスが操縦しています。
また、ガンダムエースに付録した「MSバリエーション-R ハンドブック」でも同様に「MS-14C-1A ゲルググキャノン (ジャコビアス機)」に変更になっていることからも元々ジャコビアス機として設定されたのでしょう。
「MS-14B 高機動型ゲルググ(ジャコビアス機)」の言及もあります。
・MS-14BR ゲルググ高機動型 R型(キマイラ艦隊所属 ア・バオア・クー戦仕様)
→MS-14BR ゲルググ高機動型 R型
(ジーメンス・ウィルヘッド大尉機)