「グレートメカニックDX 26」内での富野監督とガンダム
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— ガンダムインフォ (@gundam_info) September 14, 2013
株式会社双葉社 | Great Mechanics DX 26(グレートメカニックデラックス)
■「レイズナーの出来るまで」 インタビュー・井上幸一(サンライズ)
-スポンサーの意向というのは、どのくらい具体的なものなのですか。商業的な要望と、作品づくりに必要なことは、必ずしも一致するとは限らないかと思いますが。前の年の作品である『銀河漂流バイファム』は大河原邦男さん、『重戦機エルガイム』は永野護さんがメカデザイナーを担当し、それぞれデザイン先行で決めていった企画だったんです。だからレイズナーの時は「今回はいろいろ注文させてください」と。
-バイファム→レイズナー→ドラグナーというひとつの流れの系譜があるんですね。
(略)
例えば富野由悠季監督の作品ラインの場合は、新しい作品をやるたびに、新しいキャラクターやロボットを作り出し、新しい才能を入れながら突っ走って行くために、別世界、別世界という風に、ドラマラインの同一平面上で右左にシフトして作っていたと思うんです。
ところが(高橋)良輔さんや神田良武さんは、『ダグラム』で空を飛べない、ドタ足で歩く、そして「最低限、機械ってこんなもんでしょ」って、ただの重機で殴り合うような世界を作ってしまったわけですよ。ガンダムから退化させちゃったわけですね。
■『コードギアス 亡国のアキト』監督 赤根和樹インタビュー
-特に『コードギアス』だからこうしてほしいというオーダーはありましたか?
河口佳高プロデューサーからは、「『コードギアス』の『Zガンダム』を作ってほしい」と言われたんです。『Z』は新しい主人公としてカミーユが現れました。きっとあそこでアムロが主人公の『ガンダム』をもう一度作っていたら、ガンダムシリーズの寿命は今のように長く続いていたとは、僕は思いません。
■『絶対無敵ライジンオ-』企画
サンライズ井上幸一 インタビュー
-ちょうど子供向けの作品が少なくなっていた時代ではありますよね。
子供はちゃんと子供として描かないとダメです。『機動戦士ガンダム』シリーズに登場する子供は、子供といいながら子供ではないんです。だから『ライジンオー』が始まる前、小学校に授業見学をさせていってもらったんですよ。
現場のスタッフの中には、直観的に子供の現実がわからない人たちもいたので、とにかく見てもらおうと。特に休憩時間をよく観察してきてくれって話をしました。プロデューサー(内田健二氏)は『ライジンオー』の前に『機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争』を手掛けていて、ガンダムの子供はジオンの話で盛り上がってしましたけど(※「いましたけど」の誤植か)、現代の子供は違いますよね(笑)。新しいおもちゃの話か、ゲームの話なのか…。そこを見てもらうと変わるんじゃないかと思っていました。
※一部要約しており、全文ではありません。元記事をお読みになりたい方は、「Great Mechanics DX 26」をお求めください。
抜粋ですので、前後関係がないと分かりにくい文章があるかもしれません。
抜粋しませんでしたが、ガンダムUCのインタビューは、CGを使って画を整えて作画するという“CGガイト”と呼ばれる方法の説明でした。
ep6でシャトルを守っているジェガンにCGが混ざっているということは驚きました。このように試験的にCGも使用しているようです。
レイズナーは主に高橋良輔監督の話です。
赤根監督がこれからのコードギアスとアキトのことが語られています。私もコードギアス亡国のアキトの2章を見てきました。インタビューの通りメカアクションが非常に良かったです。そして、反逆のルルーシュの次のポジションである『Z』になっていると思います。
ライジンオーはエルドランと勇者の背景などの説明です。
他にも、翠星のガルガンティア、マジェスティックプリンス、ヤマト2199、パシフィック・リム、ヴァルヴレイヴ、ハーロックの記事があり、全て読み応えがある一冊になっています。