ガンダムUCep7に登場したあの機体たちは?!
冒頭7分と同様にメカに注目しています。
また、ちょっとした感想?も書きました。
以下ネタバレ注意
前半
ガンダムUCep7、冒頭7分間に登場するメカ
■メカ
●ギガン 袖付き仕様
カラーが緑。
脚がホイールからプロペラントタンク。
肩が対称、頭部も細部が異なる。

通常のギガン


↓こちらから

●プロト・スタークジェガン スタークジェガン装備
顔とコクピットの出っ張りを見るとプロトだと分かります。
冒頭7分でもプロト・スタークジェガンが出てきました。アナハイムに眠っていたのを持ってきたからなんでしょうか。
ガンダムUCep7、冒頭7分間に登場するメカ

●ザクIII 袖付き仕様
フロントアーマーに隠し腕が付けられる。
ギラ・ドーガのマシンガン
口からビームはもともとありますw

●シルヴァ・バレト ガエル機
ガンダムUC公式ホームページ更新!【MS/MECHANIC】に「シルヴァ・バレト」を追加しました。 http://t.co/2ehC2Qkbih (広報いぬ) #g_uc
— 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) (@gundam_unicorn) 2014, 5月 18
カラー、頭部とセンサー類が黄色に変化
カラーはフィン・ファンネル機に近い

アニメ、UC-MSV、漫画バンデシネ

公式から公開前に情報が出なかった機体はこれだけだと思います。
公式から情報が出ていたズサ、ガ・ゾウム、リゲルグ、ゲルググは少ししか出てきませんでした。全く活躍なし。
●シュツルム・ガルス

●Z+とグスタス・カールの出番

UCのZ+は「MSZ-006A1」ですが、ジェスタのモニターに「MSZ-006C1」と間違いを書いてある箇所あり。C1は宇宙用です。
●エコーズジェガンVSエコーズジェガン

●1st、逆襲のシャアをリメイク

劇場版のコア・ブースターです。
●ネオ・ジオング
バンダイ ホビーサイト−機動戦士ガンダムUC−アームユニットの先端部に配された有線式大型ファンネル・ビットは、遠隔操作によるオールレンジ攻撃、敵機に接触させることで機体制御を乗っ取る「ジャック」機能をもつ。両肩部側面には「サイコシャード発生器」を搭載。≪ネオ・ジオング≫単機でサイコフィールドに限りなく近い現象を意図的に再現することが可能である。

■感想
ガンダムUCep7の感想と書きましたが、感想っぽくないです。
思いついたことを箇条書き的に並べただけで、統合性がありません。バラバラです。
まず、簡単に言うと、つまらなくはありませんでしたが、面白くもありませんでした。
冒頭7分から続く戦闘シーンですが、フルアーマーユニコーンVSバンシィはリディがバナージに思いをぶつけていて良かったです。
その裏では、ネェル・アーガマ隊たちの戦闘をやり、バナージたちニュータイプとニュータイプではない者の対比でした。
シュツルム・ガルスとジェガンDコンロイ機の戦いは、目を見張るものがありました。
シュツルム・ガルスが飛んできたネェル・アーガマのカタパルト上ではMS戦闘を可能にし、迎撃するため重力を働かせています。青い火花はそのため。
BGMが和風に変化、コンロイ機がズサにファイアナッツを使用。
ブースターで飛ばされたシュツルム・ガルス(その後の話はユニコーンエースに掲載。)
しかし、シュツルム・ガルスの戦闘シーンこんなに尺が必要なのかは疑問です。
視聴者を戦闘シーンに集中させるためか、一般機の戦闘シーンにセリフが少ない。
小説では艦隊を突破するためにフルアーマーユニコーンになり、数々の機体を相手に戦闘するが、アニメでは尺が短いために戦闘が小規模でフルアーマーの意味が薄い。インパクトを持たせるためだけではないだろうか?
機体を近くで映すことが多いので集団戦闘と感じることが薄い。あたかも1対1で戦っているように見える。
ネェル・アーガマ隊と先行するユニコーンの配置をネェル・アーガマ上のモニターで確認してハッキリ掴めた。
ジンネマン、マリーダたちガランシェール隊がネェル・アーガマと合流し、一緒に戦闘することで人は分かり合えるのでは?と思える節が小説にはありましたが、戦闘シーンが少なくなったことにより、その感じがアニメでは分かりづらい。
そして、バナージはコクピットを狙わず人を殺さないように撃墜してます。
アニメではアンジェロの背景は説明されていないので「シミ」や「汚れ」の意味がうまく伝わらない。
小説でアンジェロは、母の再婚相手がアンジェロに性的虐待を加えていた。母の自殺後に、自暴自棄から男娼として客を取っていたところフロンタルに助けられました。
バナージとニュータイプ空間に入り、「見るな、見せるな」で嫌になり、自ら外の世界を遮断しました。
マリーダは、アニメではリディを説得するオードリーの中継役として出撃したと思っています。死を覚悟していました。
リディがミネバの想いが伝わりそうになりましたが、手を伸ばした先にライフルがあり、目の前のミネバを撃ったところ、中継役だったマリーダを殺したというところでしょうか。
小説ではネェル・アーガマを守るために犠牲になりました。アニメでは長く戦闘シーンをやれないので、尺のために犠牲になりました。
リディとバナージを覚醒させるためにわざわざ殺させたようにしか見えないのです。マリーダも殺されにいきました。
死で感情を揺さぶることで誤魔化している。
バナージは殺したリディ許しました。バナージはニュータイプだから許せたのでしょう。しかし、泣いただけで、切り替えが早すぎて簡単に許せてしまった印象が強い。
トライスター自ら「これぐらいしか出番ないっすからね」と自虐。Z+やグスタフ・カールがみじめな出番。
ブライトたちはコロニーレーザーを止めるたに降りた。ここは立場上止められないのは分かるが、あまり必死さは伝わらず。
ラプラスの箱の説明。説明が長いし分かりにくい。小説のほうが分かりやすい。
ニュータイプ論「人の意識の拡大」新しい未来の担い手→ガンダムXでニュータイプはただの幻想
サイアムは若い者(ニュータイプ)に未来を託すことをしたかった。若者がこれからどうするか(→東のエデン)
消された条文は、日本国憲法を連想。だがこれだけではないはず。私には思いつかない…。
フロンタルの展開からは、ほぼアニメオリジナル。共栄圏の話をもっと拡大してほしかった。
フロンタルは、ニュータイプ能力が高いバナージを殺したくなかったのではないか。
総意の器であったが、意識を持ち始めた?それとも総意が分からなくなった?総意
サイコフィールドで武器だけをつぶし、戦意喪失させ、最後までバナージを説得しようと見える。
ガエルも最後の最後まで殺そうとしていない。
武器がなくても「それでも!」生身で戦うバナージ。
絶望を見させようとするフロンタル。過去を見させるのは「リーンの翼」でもありました。そう言って憐れんでくれた。
1st、逆シャアのリメイク。澤野氏のアレンジのビギニングがかかる。
ニュータイプと若者力で、フロンタルに勝つバナージ。
ララァ、シャア、アムロたちを召喚して連れて行かせる。世界の真理はララァ!
自らにサイコフィールドを働かせ、力を内に向けネオ・ジオング崩壊?アンジェロと似ている・・・?
バナージの「ユニコォォン!!」の叫びは良かった。
コロニーレーザーを止めるバナージとリディ。小説ではアルベルトがサイコフレームの素材を送るが、アニメではカット。
シールドファンネルとユニコーン、バンシィで膜(サイコフィールド)を張る。
側面から見せて、レーザーを分かりやすくするのはいいが、サイコフレームの力がはっきりしすぎて〝もの〟になっている。サイコフレームはもっと曖昧なものでは。
サイコフレームの力を使いすぎ、可視化しすぎてサイコフレームの凄さが弱くなっている。
コロニーレーザーを止めた後、バナージはサイコフレームに呑まれユニコーンと一体化します。
これはアニメでも、サイコフレームが飛び出たユニコーンやリディの言動で分かるのではないでしょうか。
人間のバナージは死んで、新しいバナージが生まれました。
通称神コーンとか呼ばれてたり。
サイコフレームが飛び出たユニコーンはELSクアンタみたいです。
最後はミネバの声で元の世界に戻るバナージ。
話や尺は置いておいて、最後の最後まで映像と音楽に殴られたアニメでした。
ガンダムUCの見どころはそこです。そこしかありません。
しかし、ep7では別のことをやろうとしました。でもep7だけでは短くてたりません。ep1~6とep7は別のアニメです。
ep1~6と同じ戦闘シーンだけの路線をやるならばep7は要らないし、ep7路線でいくなら最初からもっと戦闘シーンをそぐべきでしたし、ep7でも戦闘シーンは要りませんでした。
人物のお芝居は良かったので、ロボは出さないでもっと人間ドラマをやってほしかったです。
ミスマッチでした。
アニメと小説どちらが面白いかと聞かれれば、小説になります。
しかし、小説は小説で「刻が見え」たり、「亡霊は暗黒に帰れ」、ダブルラストシューティングなどをやって、文章なので余計にうるさく感じます。
ネオ・ジオングは、6本腕があるので阿修羅。光の輪や座禅を組んで悟りを開いた大仏。
そして、福井晴敏氏が大好きなイデオン。
目的域に達しているはずなのにプロペラントタンクがある。つまり、まだ行くところがあったのでは。
フロンタルはバナージの若者力に負けた。
最後の最後まで、ミネバは「ミネバ」をやっていた。UCのミネバが本物である必要はありません。
映像のイボルブでは要人Mであったり、他は漫画であったり数々の作品に出ています。
また、結局全面的に人間らしさが出てきませんでした。フロンタルより怪しい存在。
劇場で見ると流れるep0「百年の孤独」、きれいにまとまってて良かったです。
UCは、おっさん向け=濃いガンダムファン向けと思いきや、にわかガンダムファン向け。
ゲームや新規層向けとしての作品でもあるかと。
それまでのガンダムを説明する役割でした。
大まかな作品の根本にあるのはガンダムAGEに似ていると思いました。
ガンダムUCは、宇宙世紀100年に記念につくられた娯楽映画、と思うのが一番いいと私は思っています。
古橋監督はしっかりと自覚されていましいた。
古橋監督には、是非オリジナル作品をやってほしいです。
池田秀一さんも思わず涙! 『機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」』初日舞台挨拶リポート - ファミ通.com
古橋さんは「昨日(の前夜祭イベント)もハードルを下げてくださいと連呼したのですが、楽しみにされている方の期待が高く、消化不良をおこした方がいらっしゃるかもしれません。申し訳ありませんでした」と、謝罪のコメント。
また「決戦ではネオ・ジオン軍とユニコーンが戦いますが、ふだんのビームサーベルではなく、人間どうしが戦うようなシーン。監督もこだわった場面なので、ぜひ見てほしい」と見所を語った。
イベントを締めくくり、古橋さんは「『機動戦士ガンダム』30周年で始まり、35周年で完結。お祭りで始まりお祭りで終わる、そんなスパンの作品になりました。メカものは初めてで不慣れな部分もありましたが、5年間で少しはうまくなったかな、と思います。5年間おつきあいいただきまして、本当にありがとうございました。感謝です」と、改めてファンに感謝を送った。
最後のシャア、アムロ、ララァは福井氏のアイディアです。
シャア専用ニュース 【速報】機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」ストーリー・福井晴敏「シャア、アムロ、ララァ登場のアイデアは、シナリオ会議の時に、ドヤ顔のまま台詞入りで提案した」
――1st戦士登場のアイデアは福井さんが出されたんですか?
福井:シナリオ会議の時に、ドヤ顔のまま台詞入りで提案した覚えがあります。その時のスタッフ陣の賛否両論ぶりたるや(笑)。
小形:僕は割と原理主義的な考え方なので、観ている人の頭の中で、声が聞こえる感じぐらいに思ってました。アムロやララァの話は、富野由悠季監督の物語なので、僕らがもう一押しする必要もないかなって。ただ、episode 7のフル・フロンタルは、シャアの残留思念をかなり受けた状態だから、ララァの声が聞こえても不思議ではないという考えに着地しました。
――episode 7に、登場するモビルスーツの種類は「UC」シリーズ最多?
小形:実はもっと出て来る予定だったんです。
福井:パーフェクトなんとか、とか名前が出ていたよね(笑)。
小形:鎌を新たに持たせた「ΖΖ」に登場したモビルスーツは、設定まで挙がっていました。鎌でネェル・アーガマのエンジン部分を突き刺したり、シュツルム・ガルスを乗せて飛ぶ描写も考えたんですけど、呎の問題などで実現できなかったんです。今後、何かしらの形で世に出ると嬉しいですね。
真ユニコーンと言われています。
ビギングは素晴らしかったです。
シャア専用ニュース 【速報】「真ユニコーンガンダムが映っているときに鳴るキラキラ音は、『ヤマトよ永遠に』の水晶都市で使われた音楽をイメージした」等 機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」ストーリー・福井晴敏が制作秘話を大公開!
――最初はどのようなデザインだったんですか?
福井:シナンジュが大きなスカートを履いて、スーツを着ているようなイメージでしたね。ちょうど昔のガンダムとジオングの対比ぐらいで収まるから、それぐらいならいいかなと。ところが、その一稿から半年ほど経過したら、こんなに大きくなっていた(笑)。カトキハジメさん的には、ノイエ・ジールやα・アジールといったジオンの系譜を考えたとき、これぐらいの大きさは必要だろうと。古橋一浩さん的にも「絶対的な存在がいい」ということだったので、劇中でもとんでもない描かれ方になっていますね(笑)。古橋さんとしては、仏像のように後光が差しているものにしたいというのが当初からのプランだったので、まさにネオ・ジオングが輪を背負っているような描写になっていたじゃないですか? ただでさえ巨大なのに、もっと巨大になってしまいましたね(笑)。
☆秘話2 最期にシャア、アムロ、ララァが現れたのは救いなのか?
――最期にシャアとララァが現れたのは、救いのように感じられました。
福井:あれは救いじゃないんですよ。最期にシャアがやってきたのは、落とし物を回収しにきたって気分でしょう。フロンタルはシャアの形に似せて作られた存在ではあるんですけど、空っぽのはずの魂に何かが宿ってしまった。それはこの人の自我かもしれないし、もしかするとシャアの怨念だったのかもしれない。「逆襲のシャア」のラストシーンで、シャアの魂魄(こんぱく)が散ったとしたら、納得して死んでいった部分と、納得できずにそのまま滞留した怨念のような部分が残っていても不思議じゃないでしょう? で、バナージに鎮められた怨念、自分の一部を回収したところで、アムロに「もういいのか」と聞かれて、シャアもようやく成仏できた、と。小説はまだ遠慮していた部分があったんだけど、これだけの映像プロジェクトになってしまったし、せっかく池田秀一さんが演じてくださるということもあるし、これぐらいやるべきだろうと。
☆秘話3 「ビギニング」を流したのは古橋一浩監督のアイデア
――「逆襲のシャア」や「ガンダム」で描かれた時間の流れを辿って、宇宙世紀開幕へ至る流れは圧巻です。
福井:宇宙世紀の映像を振り返って、そこで「ビギニング」を流したい……というのは古橋一浩さんのアイデアですね。ただでさえカロリーの高い作品なのに、「こんなに大変なことやるの?」って思いましたよ。ただこれで最期だから、もうみんな思い残しがないように全部やろうって。実際に映像で観たとき、それは正解だったなと思いました。
- 関連記事