クシャトリヤ・ベッセルング、クシャトリヤ・リペアードの話とファンネル・ミサイル
小説はクシャトリヤだけだったの対し、アニメではなぜクシャトリヤク・ベッセルング、リペアードが登場する理由を、ガンダムUCのツイートよりまとめました。
MS/MECHANIC | 機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]
クシャトリヤ・ベッセルング
パラオ攻略戦においてユニコーンガンダムが撃破し、連邦軍のネェル・アーガマへ収容されていたクシャトリヤに対して、『袖付き』側の主導による一方的な補修作業が行われた状態。
クシャトリヤ・リペアード
ネェル・アーガマのクルーによって、クシャトリヤ・ベッセルングにさらなる現地補修作業が行われた状態。欠損していた2基のバインダーは大型プロペラント・ブースターを転用、右足の仮設フレームにビーム・ガトリングガンを内装し、左前腕部はユニコーンガンダムのオプション兵装であるハイパー・ビーム・ジャベリンが接合された。
NZ-666 クシャトリヤ/クシャトリヤ・ベッセルング/クシャトリヤ・リペアード 比較

EP6で登場のクシャトリアヤ・ベッセルング。EP3でアレだけ壊れたクシャトリヤを、カトキさんが非常にかっこよくデザインしてくださいました。 (制作ナカジェロ)
— 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)さん (@gundam_unicorn) 2013年3月21日
ベッセルングは、なんの予定調和もなくて、EP3制作当時、壊すシーン担当の作画さんに「アニメ版ではクシャトリヤの再登場予定はないので、後先考えず、壊していくシーンがかっこいいこと優先で作画をお願いします」という方針の打ち合わせをしてました。(制作ナカジェロ)
— 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)さん (@gundam_unicorn) 2013年3月21日
シナリオが進んでいって、「やっぱり再登場する」ってなって、あんだけ壊したモノをどうしたらいいのか?そもそも、連邦が修理してくれてるのも変だよね。新しいアイデア入れるならこんなこと盛り込みたい。と打ち合わせを進めていった結果がベッセルングの誕生です。 (制作ナカジェロ)
— 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)さん (@gundam_unicorn) 2013年3月21日
実際、最初から狙っていたら、全く違うベッセルングが生まれていたかもしれないです。再登場するって聞いた時には、「あんだけ確認したじゃないですかー」とも思いましたが(笑)、結果的には良い方に転んだのではないかなと思います。・・・ (制作ナカジェロ)
— 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)さん (@gundam_unicorn) 2013年3月21日
クシャトリヤ・ベッセルングは袖付き主導の改修機のため、ジオンらしくドイツ語の名前になっています。実はベッセルングはep6限定の登場機体で、ep7では連邦とガランシェール隊共同でさらに改修し、名前も形状も違うクシャトリヤになります。お楽しみに(広報いぬ) #g_uc
— 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) (@gundam_unicorn) 2013, 3月 22
小説版にはないクシャトリヤの仕様の変化は、EP3制作時に「アニメではクシャトリヤはもうでないから、後の整合性を気にせずに壊して良い」と言われてたのに、EP3終わった後で「やっぱり出るわw」ってなってから、カトキさんに改修案を色々考えていただいた産物です。 (制作ナカジェロ)
— 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) (@gundam_unicorn) 2013, 11月 20
EP6の改修途中の形態を経てEP7で改修終了となったわけです。好き勝手に壊したのに色々アイデアを入れてかっこよく蘇らせていただきました。UCらしく色々ギミック盛り込まれてますのでご期待ください。(制作ナカジェロ)
— 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) (@gundam_unicorn) 2013, 11月 20
EP3制作当時、壊すシーン担当の作画さんに「アニメ版ではクシャトリヤの再登場予定はないので、後先考えず、壊していくシーンがかっこいいこと優先で作画をお願いします」
→シナリオが進んでいって、「やっぱり再登場する」
→カトキ氏に改修案
クシャトリヤ・ベッセルングは、制作中に生まれた偶然で、袖付き主導の改修機のためジオンらしくドイツ語の名前
その後、クシャトリヤ・リペアードでUCらしく色々ギミック盛り込まれて蘇った
背中にある大型プロペラント・ブースターは、UC-MSVクラーケ・ズールと同様のものです。
UC-MSV|機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]

■ファンネル・ミサイル

内部には形状の変わったファンネルが収納されている。
ガンダムエース2014年5月号より

右下の文字
展開状態では内部に搭載されたファンネル・ミサイルも再現されている。
月刊ホビージャパン2014年4月号より
こちらの画像で、形状の変わったファンネル=「ファンネル・ミサイル」とはっきり書かれています。
クシャトリヤ・リペアードにはファンネル・ミサイルが装備されているのです。
ファンネル・ミサイルを装備している代表的な機体は、閃光のハサウェイに登場するΞガンダムとペーネロペー。
(ガイア・ギアに登場するゾーリン・ソールも装備していますが、こちらは置いておきます。)
以前、このようにツイートされていた正体は、ファンネル・ミサイルのことでした。
ガンダムUCep7には閃光のハサウェイ関係が登場?!
「このΞガンダムが登場する「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は、時代的にはガンダムUCの約9年後となる宇宙世紀105年が舞台。ep7では、これくらい先の時代への布石となるようなものも登場する予定です。」
9年前にあたるガンダムUCで、閃光のハサウェイの武装が登場します。
年代的に見てプロトタイプファンネル・ミサイルと呼んでもいいのかもしれません。
アナハイムが試験的にクシャトリヤに搭載したのでしょう。
公開されたHGUCクシャトリヤ・リペアードのボックスアートにもファンネル・ミサイルが大きく描かれています。

Ξガンダムのファンネル・ミサイル
ROBOT魂 : Ξガンダム(クスィーガンダム):TORO+のひまつぶしブログ:So-netブログ
形が似ていますね。
ガンダムUCに登場するファンネル・ミサイルが、どのように閃光のハサウェイに繋げていくのか楽しみです。
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