富野監督最新作『Gレコ』?らしき画を確認-スカパー!のCM「ココロ動かすアニメ篇」
昨年9月よりブランドキャラクターを務めていただいている堺雅人さんを起用し、今回で第三弾となる「ココロ動かす」
シリーズ。毎回「ココロを動かすこと」をテーマに、コンテンツの作り手にフォーカスを当て、ココロが動くことの素晴らしさ、ココロを動かす為に作り手は心血を注いでコンテンツを作っていることを、堺雅人さんの語りで紹介します。 このシリーズを通じて、スカパー!のコンテンツに対する想い、様々なジャンルの番組を提供するスカパー!の魅力をお伝えしていきます。
■第三弾の共演者は、アニメ監督の富野由悠季さん
「ココロ動かす」シリーズの第三弾は、アニメ監督の富野由悠季さん。日本のテレビアニメの草創期から作品づくりに携わってきたアニメ界の重鎮。機動戦士ガンダムを始め、数多くの人気作を世に送り出しています。
そんな富野監督のアニメーション作りに対する思いを堺雅人さんに語っていただきます。
■TV CMについて(コピーライター橋口幸生のコメント)
あのガンダムを産み出した日本を代表するアニメーション監督・富野由悠季さんのCM初出演作です。
堺雅人さんと富野由悠季さん、全く異なるジャンルのトップクリエーター2人が醸し出す独特の雰囲気を味わって
いただければと思います。
撮影にあたり、富野監督には作品用の設定画やイメージイラストなど、数多くの貴重な資料をご用意いただきました。
ぜひ目を凝らしてCMの隅々までしっかりと見てみてください。アッと驚くようなものが映っているかもしれないですよ。
■CMストーリー
「ココロ動かすアニメ篇 (30秒)」
所狭しと本棚やパソコンが並ぶ作業部屋の中で、富野監督はデスクに向かい、紙に絵コンテを書き、時にパソコンを操作し、また参考資料に目を通しながら、これから世に出るであろう作品を制作しています。その様子を、横の棚に腰掛け、富野監督の創作活動を眺めている堺雅人さん。
カメラを見て、堺さんがモノローグを始めます。『富野さんは、アニメを志す若者たちに、こう言っているそうです。「アニメなんて見るな」「アニメばかり見ている人間のつくるアニメはつまらない」と。無茶苦茶なようにも聞こえますが、あらゆる分野から吸収した結晶こそが、富野さんの作品です。自分がたくさんココロ動かされなければ人のココロは動かせない。そういうことなのでしょう・・・ね。』富野監督に語りかけた後、おもむろにデスクにある富野監督が書いていた絵コンテを手にとり、中身を見る堺さん。中身を見て感心しているところで、白バックに「スカパー!」のロゴがカットインします。
■撮影エピソード
今回のCMの中に登場する原画やコンテは全て富野監督が実際に書かれている大変貴重なものです。富野監督も
クリエーターであり、企画の趣旨をご理解いただき、細部に渡り本物にこだわられ、ご自身が実際に使われている
ものを使用し、普段の仕事現場を再現して撮影を行いました。富野監督の細かい仕草ひとつひとつに、ご自身が関わる作品に対するこだわりと、気持ちが伝わってきます。
堺雅人さんには、いままでのシリーズ同様、長めのナレーションを語っていただくスタイル。ミスなく、しっかりとした口調でナレーションを読み上げていく堺さんの演技に、その場にいた全員があらためて驚かされました。
撮影の合間には、堺さんと富野監督が談笑する場面もあり、なごやかな撮影現場になりました。このシリーズでしか実現しないであろう、お二人の共演シーンをお楽しみください。





絵コンテや原画を描く富野監督の姿。机には『Gレコ』の設定画らしきものも。
この場所はどこでしょうか。
堺氏の左側にある飾られているガンダムらしき絵がとても気になります。噂によると、このガンダムの絵はあきまん氏が描いたもので、どうやらこのCM用のダミーらしいのです。これはあきまんTVで明かされたことのようです。
このガンダムの絵がダミーとなると、設定画や絵コンテも少し怪しくなりますね。
スカパーのCMで富野監督が出演しているということは、「Gレコ」はブレンパワードやキングゲイナーのような有料配信になる可能性も考えられます。
地上波の放送を期待したいですね。
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